ゲームを200％簡単にする仕組みは何がありましたか？

「当たっているように見えるときは当たったことにする仕組み」

2022/3/25 発売の Switch ソフト『星のカービィ ディスカバリー』に搭載されているシステムです。

何を言っているのか分からないと思いますが、画像を見れば一目瞭然です。

こんな風に横からの画面では当たって見える攻撃も、

実は下のように当たってなかったりするのですが、これを当たったことにしてしまうという仕組みです。

（「開発者に訊きました」より引用）

画像でも敵にヒットエフェクトが出てますよね。

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もともとカービィはいかにユーザーに気持ちよく操作をして楽しんでもらえるかというところを重視した 2D アクションゲームでしたが、今作はカービィの本編シリーズ初の 3D アクションということで、今までの 2D アクションの操作性を失わずに、いかに新しい体験をしてもらうかというところが鍵でした。

特にカービィはまん丸の球体の造形なため、背中を向けてしまうとどの方向に向いているのかわかりにくいという問題がありました。また子供向けという一方で長いシリーズでもあるため古参のファンも多く対象年齢が広いため、難易度の設定にも苦慮したとのことです。

冒頭の仕組みは、カメラとカービィの位置関係からユーザーから攻撃が当たったように見える範囲を自動で特定することで、ユーザーにストレスなく 3D での遊びを楽しんでもらえるようにしたのだそうです。

その他にもユーザーの体験を心地よいものにするためのたくさんの工夫がされており、発売後の評価も比較的良いようです。