全員の音楽の方向性がバッチリ合っているバンドはありますか?
金爆こと「ゴールデンボンバー」はそれに近いかなと思います。
ゴールデンボンバーはボーカルの鬼龍院翔に加えて、喜矢武(喜屋武)豊、歌広場淳、樽美酒研二からなるグループで、2009 年に「女々しくて」の大ヒットで紅白歌合戦にも出場しており、その後も斬新な形の音楽をリリースしています。
オフィシャルページのデザインからして斬新すぎます。
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このグループ(バンドとは言えない)の場合は全く同じ音楽性を有しているという意味で合っているのではなく、ボーカル以外に音楽の方向性が”無い”という意味でバッチリ合っているのです。
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バンドの不仲の原因って、音楽性の不一致があると思うんですね。
うちは鬼龍院だけにしか音楽性がないので、ぶつかりようがない。ケンカしないんですよ。
快傑えみちゃんねる ーより引用
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歌広場さんの発言に対し、ほかのメンバーも「僕ら(音楽的なことは)何もできないんで」「喜んで鬼龍院についていく」とうなずきました。
という感じで、周りは全くのニュートラルなので鬼龍院さんの音楽性に完全に合わせてパフォーマンスしているというグループです。
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2004 年にボーカルの鬼龍院翔とギターの喜矢武豊で結成し、当初は楽器を演奏していたが、喜矢武豊の演奏があまりに下手だったため、パフォーマンスを取り入れたエアーバンドという 形になった、というエピソードだけでも笑えます。
2019 年には沖ノ島という無人島で無観客ライブを行ったかと思えば、2020 年 8 月 1 日には、コロナで観客入りのライブが自粛されている状況を逆手に取って、初の”有料”無観客ライブ 「去年の無人島より 100 倍マシ ~電気があるって素晴らしい~」を開催しています。